ギターのコードには数えられないくらい沢山の種類があるんですが、全てを覚える必要はありません。プロギタリストでも知らないコードは沢山あるほど。
沢山のコードを覚える必要はありませんが、指の動かし方や使い方はしっかりマスターしておかなければいけません。
そのためには基本が大事!
基本的なコードをマスターしておけば、新しいコードを見ても難なく押さえられるようになります。まずは基本コードをしっかりマスターしておきましょう。
今回は、初心者用が知っておくべき超基本的な5つのコードのご紹介。
この5つのコードで指の動かし方はかなり身につくハズ。
難易度もそこまで高くないので、数時間練習すればこの5つのコードは一通り押さえられるようになるはずです。
簡単な順に紹介するので、のんびり読み進めてくださいね~♪
コード楽譜の読み方はコチラを参考に↓
たった2本で押さえられる「Em」
まずは一番簡単な「Em(イーマイナー)」のコード。
よく出てきます。
中指と薬指の2本のみで押さえられるコードです。
- 中指で5弦の2フレット
- 薬指で4弦の2フレット
を押さえ、その他の弦は開放弦を鳴らしましょう。
これとほぼ同じ機能を持つコードで「Em7(イーマイナーセブンス)」というコードもあるんですが、更に簡単。
「Em」から薬指を外し、1本指のみで作れるコードです。「Em」が使える所は「Em7」も使え、「Em7」が使える所は「Em」も使えます。
左端にある黒三角は「白マル」と同じ、開放弦を鳴らすという意味です。
※出典資料が違うため違う表記になってしまいました。紛らわしくてスミマセン。
3本指でかんたん「Am」
「Em」と同じく、すぐに押さえられる簡単コード「Am(エーマイナー)」です。
これもよく出てきます。
指3本で押さえましょう。
- 中指で4弦2フレット
- 薬指で3弦2フレット
- 人差し指で2弦1フレット
を押さえ、他の弦は開放弦を鳴らします。余裕があれば白三角がついている6弦は鳴らさず、5弦開放から鳴らしましょう。より安定した響きになります。
「Am」にも「EmとEm7」と同じような関係の「Am7(エーマイナーセブンス)」というコードが存在するので紹介しておきます。
「Am」から薬指を外し開放弦を鳴らします。
この時も6弦は鳴らさず5弦の開放弦から鳴らした方が、安定した響きになります。
「Am」と同じように使ってOKです。
少し難易度アップの「D」
「D(ディー)」コード。
ここから、押さえるのに少しコツがいるようになってくるんですが、慣れればスグ押さえれるようになるので安心を!
- 人差し指で3弦2フレット
- 薬指で2弦3フレット
- 中指で1弦2フレット
を押さえ、6弦は鳴らさず5弦と4弦の開放弦を一緒に鳴らします。余裕があれば5弦も鳴らさず4弦からの4本のみを鳴らすと、より安定した響きになります。
こういう複雑なコードを押さえるコツは、指使いを守ること。
一つ指が違うだけで、かなり押さえにくくなるので気をつけましょう。
あとは親指の使い方も重要です。
上から見た時に右を向け、ネック越しに他の指たちの真裏に置きましょう。
フォームについてはこの記事を参考にしてください↓
あと「D」とは機能が違い、「EmとEm7」「AmとAm7」のように使いまわしは出来ないんですが、「D」の仲間でよく出てくる「Dm(ディーマイナー)」と「D(ディーセブンス)」のコードを紹介しておきます。
超基本コード「C」
「D」と同じ要領で押さえれば比較的簡単に押さえられる「C(シー)」コード。
- 薬指で5弦3フレット
- 中指で4弦2フレット
- 人差し指で2弦1フレット
を押さえ、後は開放弦を鳴らします。
「C」も6弦は鳴らさず5本の弦のみを鳴らす方が安定した響きがするので余裕があれば!
- 指使い
- 親指の位置
に気をつけて!
コツを掴めば簡単「G」
基本コードのラストは「G(ジー)」
コレは少し苦戦するかもしれませんが、手が小さくても必ず押さえれるようになるので諦めずにチャレンジしてください!
- 指使い
- 親指の位置
を意識しながら…
- 薬指で6弦3フレット
- 中指で5弦2フレット
- 小指で1弦3フレット
を押さえましょう。
2・3・4弦は開放弦を鳴らします。
手が小さくてもフォームさえ合っていれば、この指使いで押さえれるんですが、どうしてもキツいと挫折しそうな時は…
- 中指で6弦3フレット
- 人差し指で5弦2フレット
- 小指で1弦3フレット
の指使いを試してください!
まとめ
基本のコードは
- 「Em」
- 「Am」
- 「D」
- 「C」
- 「G」
の5つ。
- 指使い
- 親指の位置
に気をつけて、攻略していきましょう!
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