一生懸命に練習や勉強をしていても、なぜか不安になって動けなくなることってありませんか?余計なことが頭に浮かんで、急に前へ進めなくなることってありませんか?
僕はよくあります。
- この方法は間違っているかもしれない
- 無駄な努力かもしれない
- あとで失敗に気づいて後悔するかもしれない
真剣になればなるほどこのような思考に陥ってしまい、やる気が出なくなり、時間はあるのに動けなくなり、自己嫌悪になる。
冷静になって考えれば1番のムダは「不安」や「迷い」なのですが、悩み始めるとなかなか負のループから抜け出せませんよね・・
この記事では、先が見えず挫けそうになっている方へ「正解かどうかは大きな問題じゃないから、やり続けていれば大丈夫」という話を自分の実体験を元にさせてもらいます。
僕はギタリストとして才能も自信も全く感じれず、血のにじむような努力などもしていませんでしたが、20年続けたら驚くほどの腕前になり、今ではプロギタリストとしてやっていけてます。
ギター講師として沢山の初心者の方と出会いましたが、長く続けていて進歩がない方は1人もいません。この記事を参考に、長くギターを続けてもらえると嬉しいです。
目次
僕がギターを弾けるようになった一番の理由は「ただ続けたから」です
僕は中学2年生の時にギターを始め、今では仕事としてギターを弾けるようになったんですが、ギターを始めた頃には特別な才能や自信は全くありませんでした。
最初の3年間は全くの独学で、今考えれば練習の仕方も効率の悪いことばかり。
それでもまだギターを続けられていて、多少なりとも「弾けるようになったなぁ」と思える理由はただ一つ。
「続けてきたから」なんです。
それについて、いくつか話をさせてもらいます。
上手い人や恵まれた環境にいた人は沢山いた
僕がギターを始めた頃、周りには僕よりもギターが上手い人や恵まれた環境にいる人は沢山いました。
- 僕がギターを弾き始める前からコードを弾いていた妹
- 先生に教えてもらってバリバリ弾いてる一個下の後輩
- バンドを組み、音楽仲間が沢山いる同い歳の凄腕ギタリスト
- 音楽専門学校を出て現場仕事経験もある凄腕ギタリスト
みんな僕が10代で出会った人たちなんですが、この人達は今はもうギターを弾いてないんです。
そして、当時は上で紹介した人たちの事を天才と思ってたんですが、いま僕は、この人達よりも余裕で上手にギターを弾けるようになりました。
その理由は「ただ続けたから」だけです。
いっぱいサボったし、回り道もしたし、才能なんてものも未だに感じないし…
「今は弾いてない上手だった人達」よりも長く続けただけで、”過去の天才たち”よりも色んな事ができるようになりました。
「続けること」の効果は絶大
僕は音楽学校にも行けなかったし、イチから手ほどきをしてくれる師匠もいなければ、裕福でもありませんでした。加えて、実力も無いのに自尊心が強く、何でも自己流。
回り道ばかりしていました。
それでも幸運なことに、ギターを続けれました。
1年回り道をしても間違いに気付けば修正して、1日練習しても3日はサボるを3年続けて…ギター以外の部分でも少しずつ成長しつつ、チリを積み重ねれていたんだと思います。
数年前に全く出来なかったことができるようになったり、どんなに勉強しても分からなかった事が当たり前のように分かるようになってたり。
ギター歴を重ねるごとにそんな事が増え…
ある程度弾けるようになって「続けることって凄いんだな」と実感をしました。
よく考えたら1日30分でも1年間続けたら10,950分(=毎日12時間を半月分)
それをのんびり5年続けるだけで1,000時間弱も練習したことになるんですもんね。1000時間って、毎日8時間練習を4ヶ月以上もする計算になりますからね。
年を重ねていけば、ギターの分野に限らず人間的な成長も加味されると思うんですが…
それ抜きで、単純に時間で考えるだけでも、続けるって凄い威力ですよね。
そう考えれば「間違い」や「回り道」なんて微々たる問題。
淡々とやり続けるのが一番だと思うんです。
「不安」や「迷い」が襲ってきても大丈夫。
地道に、のんびり進み続けましょう。
ギター歴20年とはいうものの…
僕は中学2年生の時にギターを始め、25歳の頃からは仕事としてギターを弾けるようになりました。
もうすぐギター歴は20年目に突入します。
ただギター歴20年とはいうものの、毎日ギターを弾き続けて20年というわけでもありません。
高校を卒業してから他業種に就いた4年間はほとんどギターを弾かない期間がありましたし、学生の時も数週間~数ヶ月ギターを触らないこともしばしば…
サボりながらのギター歴20年です。
今でもギターを触らない日は多々あります…
それでも
- 昔は雲の上の存在と思っていたプロミュージシャンに混ざって演奏できるようになったし
- 作曲できるようになったし
- 大抵の曲は耳コピですぐ弾けるようになったし
- 大抵の曲はアドリブで合わせれるようになったし
- どんなジャンルのセッションも怖くなくなったし
色んな事ができるようになりました。
世界一流のトッププロになるには、もっともっと練習できる身体と環境を作っていかなきゃと思うんですが、
「昔は無理だと思っていた事が、続けるただけで案外カンタンに出来るようになったんだ」という感覚を伝えたくて。
さいごに
上手く行かなくても、正解が分からなくても、壁が高く感じても…
あまり難しく考えず、のんびり淡々と、とりあえず進んでみてはいかがでしょうか?
「続けてさえいれば大丈夫。意外と色んな事ができるようになるよ」というお話でした。
少しでも励みになれば幸いです。
僕もがんばります。
応援しています!
本当ですか?続けたら本当に上手くなりますか?
調べて見るとギター上手い奴は初めから上手いって、それで練習したら更に上手くなると書いてありました。
私は何年も練習してるのにぜんぜん上手くならないのでやっぱりそうなのかなと思ってコメントしました。
諦めもつくのでそれが本当か教えて下さい。
大丈夫、のんびり続けさえすれば必ず弾けるようになります。僕はギター講師もしていますが、初めから上手く弾ける人なんてほとんどいません。特にギターはコツを掴むまでが難しい楽器(個人的な感覚です)なので、独学でやっていると時間がかかってしまうこともあります。でも、大丈夫。地道に続けていれば必ず弾けるようになります。長い間弾かない期間があってもいいので、細く長く続けてみてください。https://loveguitarblog.com/advice-for-bigginer-recerch/
とりあえず10年続けてみます。「継続は力なり」を信じて、まったりと人生の8分の1ぐらい音楽に寄り添ってみようと思えました。
気づいたら「そういえば、弾けるようになったよな~」という感覚になっているはずですよー!続けてさえいれば大丈夫ーーー!
はじめまして。ギター歴35年ですがアドリブに行き詰まっています。テクニカルな演奏ではなく、B.Bキングのようにシンプルで歌うようなプレーを目指してきました。さまざまな練習を試し、ギタースクールにも通っていますが成果が出ません。録音した演奏を聞き返すと嫌なところばかり耳につき、ため息しか出ません。
講師からは「理想が高すぎる。一旦ギターを辞めたら」と助言されましたが思い切れません。何をしたらいいか皆目分からない状態です。アドバイス頂ければ幸いです。
はじめまして、こんにちは!コメントありがとうございます!Blueさんが日々どんな練習をしているのか、どんなギターを弾くのか、どんな考え方でギターに取り組んでいるのか、日々どんな思考で生活されているのか、Blueさんが想像する歌うようなプレイの定義など、正確なことが掴めなければ適切なアドバイスはできません。ただ、なぜ講師の方がその言葉を言うことになったのかは分かりませんが、僕はギターを弾けるようになりたい人がどんな人だったとしても「辞める必要はない。理想が高くて悪いことはない」と思っています。細かいニュアンスや数字にできない部分でのBBの演奏は簡単には真似できないでしょうが、大まかなフレーズ自体は難しいものではありません。メジャースケールとマイナーペンタトニックスケールを覚える(スケールトレーニング)。シンコペーションを含む8分音符、16分、3連符(シャッフルフィール)などのリズムを把握&コントロールできるようになる(リズムトレーニング)。相対音感を身につける。これらに丁寧に取り組めば、毎日1時間程度の練習でも1年後には感覚が全然変わっているはずです。あとは自分と向き合うことも大切です。「本当に弾きたいのか、なぜそれを望むのか」と徹底的に向き合う。自分の状況や傾向をなるべく客観的に分析する。なにができて、なにができないのかを細かくリストアップする(何百個でもリストアップできるはずです)。理想に近づくための仮説をたてまくり、実行しまくる。それと同時に、仮説の精度を上げるために情報収集をしまくる。ここまで自分でやって、分からないピンポイントを解決するためにレッスンを受ける。具体的な目的について、よりよい方法にアップデートするためにレッスンを受ける。僕は自分のギター道をこんな感じで進んでおります。参考になれば!素敵なギターライフを送れますように!