ギターである程度コードを弾けるようになると、多くの人に立ちはだかってくる「Fコード」の壁。
「C」や「G」「Am」という、比較的すぐに押さえられるコードの基本形は「オープンコードという」分類なんですが、「F」や「B」などのコードの基本形で使うのは「バーレーコート」という分類。
今回は、その時に使う「バレーコード」の意味について解説させてもらいます。
内容はとてもカンタンなので、安心して読み進めてくださいね~♪
あ、画像で使っている「バレーボール」とは関連性はありませんw
バレーコードとはどういう意味?
バレーコードとは、ギターのコードフォームの種類のこと。
一つの指で複数の弦を押さえるコードフォームを「バレーコード」と呼びます。開放弦の音を交え、一つの弦を一つの指で押さえる「オープンコード」と区別され使われます。
Wikipediaでの説明は以下の通り。
バレーまたはセーハとは、ギター・ウクレレ等の撥弦楽器において用いられる、一本の指で同フレット上の複数の弦を同時に押弦する奏法のこと。バレーを用いたコードフォームをバレーコードと呼ぶ。
Wikipedia「バレーコード」より引用
「バレー」という技術を使うコードという意味で「バレーコード」、同じ意味で「セーハコード」という呼ばれ方をする事もあるんですが、その理由について、次の章で解説させてもらいます。
バレーという意味
バレーというのは英語で「Barre」と書き、”バー”と発音されることもあります。
「ギターで指を真っ直ぐに伸ばして複数の弦を押さえること」という意味があり、他には
- クラシックバレーの練習で使う、壁に取り付けられた手すり
- 繊維の横じま
という意味もあるとか。
指を真っ直ぐ(バー)の様に伸ばすことから、こういう使われ方をするようになったみたいです。
ですので「バレーコード」とは「指をバーの様に伸ばして押さえるコード」ということなんですね。
セーハという意味
次にセーハコードのセーハという意味についてなんですが、これは英語ではなくスペイン語から来ているとか。
「ceja」と表記し、眉毛という意味があるそうです。
指を伸ばして複数の弦を押さえる時には若干指が曲がり、眉毛のような形になることから、こう呼ばれるようになったのかもしれません。
ギターの歴史をさかのぼっていくとスペインが大きく関係してくるので、スペイン語の名称が使われるようになったんだと思います。
ちなみに、「バレーコード」も「セーハコード」も同じ意味で使われていて、どちらも良く耳にするんですが…
ロックやポップスの時は「バレーコード」、クラシックの時は「セーハコード」と呼ばれる事が多いんです。
ロックやポップスはアメリカやイギリスの影響が強く、クラシック、特にギターはスペインの影響が強いことからそう呼ばれるようになったんでしょうね!
まとめ
以上、今回はバレーコードについての解説でした!
- バレーコードとセーハコードは同じ意味
- 指を伸ばして複数の弦を押さえるコードフォーム
- 対義語は「オープンコード」
と覚えておいてくださいね~
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